気にもとめるほどじゃないこと

ふと気になったどうでもいいこと。

瞳に映るもの

彼はまっすぐ私を見て言った。

「美しい」

「乱視入ってます?視力弱いならメガネかけたほうがいいですよ」

「僕は裸眼で1.5です。乱視もありません」

「審美眼か……矯正に時間がかかりそうだ」

醜美の判断はこれまでそれなりに学んできたつもりです。高校の時美大行こうか本気で考えたくらいには」

ならこれに対してはどうだろうか。

私は彼の手を引いて坂をのぼっていく。

「これはどう?」

私は振り返って聞いた。

彼は目を見開いて

「僕にはまだ見たことの無いものがたくさんあったみたいです」

としか言わなかった。

 

汚れっちまった悲しみに

なぜ中原中也?って思われた方もいるかもしれないが、パッと頭にこの言葉が浮かんだだけなので気にしないでほしい。勝手に言葉が浮かぶことはよくあるんだ。

 

最近フォロワーさんがぐんぐん増え、ぐんぐん減る。数字は変動するかと思いきやとんとんになるから不思議。捨てる神あれば拾う神ありとはこのこと。

このアカウントになってからほぼ自発はしなくなった。面白い人はだいたい飛び込んできてくれるものと信じている。前のアカウントで自発した人は私がリムったり、消えたりブロ解されたりと今や片手でも多いくらいしか残ってない。日々の積み重ねによる趣味趣向の不一致。

 

ひとつの気持ちは長続きしないが基本的考え方なので流動的に人が動くのはとても面白い。あー下ネタ苦手なのねとか発見がある時もある。だからなが〜くフォローしてくれてる人はある意味私の趣向を面白がってくれているのかもしれない。そして下ネタには寛容的(生々しいのは私も嫌い) ミュートの可能性も否定できないけど笑リムったりしても怒らないからどんどん好きなものを突き詰めていってほしい。だって君の箱庭だもん

不思議だったのがTwitterのおすすめで出てきたって言う人が結構いた事。確かに人畜無害ではあるけれどさして面白いわけではない。

 

Twitterよ、私を勧めるのは間違ってないか?

 

 

 

 

 

恥ずかしさのみなもと

公園でキスするカップルを見た時は恥ずかしいのにそれ以上の行為を見た時は恥ずかしいどころか嫌悪感的なことを呟いていた。

 

恥ずかしく感じるのは恥ずかしい青春の思い出再放送されてるみたいだからじゃないかって推測してるフォロワーさんもいたりしたんだけど、色々なことを人生初期に不本意ながらも電光石火で通り過ぎてた私も恥ずかしいってことを考えると少し違うのかもしれない。

 

例えば夜のブランコにひとりで乗って下を向いてる若い男の人を見た時に悩みがあるんじゃないか、振られたんじゃないかって勝手にマイナスに人は考えたりする。真昼間のベンチサラリーマンしかり。

勝手かつ無意識のうちにラベリングをするんだと思う。きっとこういう気持ち、状況なんだろうなって。

それがある意味キスするカップルに至ってはプラスにとらえているから恥ずかしくなるのかもしれない。

過剰に性的なことでもない、批判するような関係性でもないただある純粋性を勝手にラベリングして恥ずかしくなってしまうのかも。その先を知っているから余計ね。

 

子どもなら普通に言えるワードも大人になると言えなくなるのもそのせいなのかもしれない。その言葉が持つ意味の強さを考えてしまうと言えないよね笑

 

小難しい話はこれくらいにして

頭空っぽにして良い週末を!!

人生のプロローグ

「私は最高に性格が悪いから君に1冊の本をあげよう」

彼女はそう言って本を投げてよこした。

綺麗な放物線を描き、見事に開いた状態で顔に覆いかぶさった。寝転んでいた僕が悪いのだけど。

「なにこれ?」

「よく分からん啓発本ばっか読んでないでたまには物語に頭を突っ込んでみたらいい」

彼女は自信満々に見下ろしてくる。残念ながらパンツスタイル。スカートなら丸見えだったのに。

「小説とか読まないのしってるだろう?」

「そんなこと知らない。本なら何でも変わらないじゃん」

「なら自己啓発本だって」

「それはそれ、これはこれ」

食い気味に打ち消された。

「わかった、あとでな」

「今読め!」

彼女はそう言って立ち去っていった。

その本の主人公はまさに僕そのもので面倒な生活はやめてもいいんじゃないかと言わんばかりのものだった。

僕と彼女は付き合ってるわけじゃない。かといってお互いを嫌いなわけじゃない。でもこれ以上のことは話さないでおいた方がいい気がする。この先の話はきっと君の話だよ。

潜伏期間

潜伏期間について書こうかね

 

本気で心配してくれてた人は読まないことをオススメします…凹みきってたわけじゃなかったの…ごめんよ…

 

元々休止する気はなかったのだけど仕事柄カレンダーを見るせいかその日の午後に

「あれ?13日の金曜日あるじゃん」

Twitter上でもう戻ってこないと思われるのは大体1週間くらい?ならちょうどいいか?」

っていうよく分からん思考が働いて夕方のツイート以降いいねも質問箱も返さずDM及びLINEだけ稼働。            

潜伏期間に入る。擁護してくれてるTL見てみんなのTL汚してしまった…っていうのが自分の中では結構きた。

 

その日の帰り、DM送ってくれた人に13日の金曜日まで潜ることを伝えたらジェイソンじゃんって言われたのをきっかけに即お面合成。ノーマル復帰予定からド派手に路線変更。もはややけくそで全力復帰に舵をきる。

フォロワーにこっそり混じるリア友に復活時の画像を見せたら、お面だけ解像度が高いから浮いてると言われ、編集してもらいちょっと馴染む。

「犯人はきっとあいつじゃない?」って言われて否定しきれぬ自分がいた…

ちょいちょいくる質問箱にごめんよー!復帰したら答えるから!って届かないであろう返事という念を返していた。DM、LINEしてたら待ち遠しかった13日の金曜日

朝からジェイソンはダサいと思い、夕方出現を決意

ジェイソン発案者からは昼頃に催促DMが来ていたのでもうちょっと待ってと半日お待ちいただく

無事夕方を迎えたのでしっかりジェイソンで再登場を果たした。

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十五夜はTL見て知ったの。

でもウサギよりジェイソンのほうが私らしいや

 

質問箱

 

せっかくだからお題にしてみたの。

フォロワーさん先週はごめんよ。すごい嫌なTLにしてしまってたわ。私の取捨選択ミスもいいとこだった。

これだけは謝っておきたかった。

フォロワーさんは何も悪くないんだもの。

あと色んな人からDMもらったり、おかえりって言って貰えて正直嬉しかった

 

さて本題に入ろうか

なんで質問箱に分け隔てなく答えていたかというと前にこんな質問をもらっていたことがあったからなのです。

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これきた時に

「なんて美しい人なんだろう」

って本気で思ったの。我が強いせいか質問箱ってその時はまだ送ったことなかったし。今でも欲しいってTLに見かけた時に送ったことがあるくらい。

なんて奥ゆかしい人だろうかと。私如きの回答で満たされるなら存分に満たしてくれよと本気で思ったの。

しっかりお返事まできて正直恐縮したわ

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それがあって以来、来た質問には必ず答えていたのだけれど、今回の件があったからちょっと考え方を変えてみるのもありかなって思った。

自分が答えたいとか答えたら面白いかもって思ったものに答えるのもちゃんとした質問をしてくれた人へのひとつの誠意かなと。あと皆のTLが荒れなくて済む笑。

それが前に質問くれた人への最大の感謝なのかなと。    今もフォロワーさんにいるかはわからないけど

 

潜伏期間中の思考を見たければ別途書いとくから読みたい人だけ読んでくださいな。通知はTLには載せない

本気で心配してくれた人は怒っちゃうかもだけど笑

 

フォロワーさんに感謝を込めて。

 

チルダ

 

 

私的必須図書リスト2

本を読みたいのを堪えつつ、リストの続きを書くとしようじゃないか。

 

風味絶佳 / 山田詠美

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装丁がすごい好きで何このセンス!って感動した覚えがある。恋愛ものの短編集なんだけど映画化もされて沢尻エリカが出たらしい。(見てないからあくまでらしい)

シュガー&スパイスのグランマの「自分の中身を見られるなんて最高にセクシーじゃないか」ってセリフが刺さって離れない(なおセリフはうろ覚え)。開胸手術する前にそのセリフが言えるって凄いよなぁ。

そして確かにすごいセクシーだと思ってしまうよね。   下着よりも皮膚よりも骨よりも中にあるんだもん。

恋愛なんて!って思ってる方にはおすすめの1冊。この作者の恋愛話は強い女が多いから好き

 

 

四度目の氷河期 / 荻原浩

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フォロワーにオススメしたら、駆けずり回って探してくれているようで大変恐縮なことになっている。

文庫本のカバーはなんかちょっと間抜けなため、飾りたい派なら断然ハードカバーをオススメしたい。

題名だとサバイバル系?と思われがちだけど全くそんなことはございません。主人公の男の子の苦戦しながらも生きていくのが自分と重なるところがあって引き込まれていった。

いろんなことがうまくはいかないけど、それでもちょっとずつ形を変えながら答えに近づいていく。私もハードカバーで買い直そうかしら。手放すつもりもないし。

 

 

夜は短し歩けよ乙女 / 森見登美彦

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皆様大変お待たせ致しました。アニメにもなった名作ですね。京大の先輩がいろんな人々に翻弄されまくる。

黒髪の乙女…すごい可愛い…と思ってしまう人は多いと思うぞ?そんな人は変わった女の子に振り回されること請け合いかと存じます。

京都には修学旅行くらいしか行った思い出はないのだけど、住んでる人にはここ!あそこ!とより楽しめるのが少し羨ましい。

しかもお酒飲めないからお酒に関しては味はこんな感じかしらと想像するまでになってしまう。

作品に出てきたものが他の作品とリンクしてて面白いよね。そらまめクッションに思いを馳せたことも…笑

 

 

5冊まででなんとか必須図書リストは収めようと思う。なのでマチルダ必修単位はここまででございます。     落単してもこれといったペナルティはございません。